【行政書士解説】デリヘルを開業する地域~都内と地方の違い

性風俗の届出専門の行政書士の佐藤です。

今回はデリヘルを開業するときの出店地域について行政書士の視点を含めて解説したいと思います!

デリヘルとはデリバリーヘルスの略称で、店舗を持たないタイプの風俗店です。

待機所からキャストをお客さんの家や指定されたホテルに派遣して性サービスを提供します。

店舗を持たないので少ない資金での開業できて、1人で店舗を運営することが可能なので、風俗店を新規で開業する際に人気のビジネスモデルとなっております。

★都内で開業するメリット★
・お客様の数が多い
・コアなコンセプトでの開業も可能
・キャストを集めやすい

★都内で開業するデメリット★
・初期費用がかなりかかる
・固定費が高い
・競合が多い
・営業時間が長い

★地方開業のメリット★
・初期費用が少ない
・固定費があまりかからない
・常連客が付きやすい
・競合が少ない
・都内に比べて営業時間が短い

★地方開業のデメリット★
・キャストが見つけにく
・送迎時間が長い

都内か地方どちらで開業するべきかを総合的に考えた場合、まず地方で開業をするのがおすすめです。

都内の方がお客様が多いとは言っても、競合店がかなり多いです。

実際に都内で毎月新しいお店が出店されていますが、なくなる店舗も多いので未経験でデリヘルを開業するのであれば地方から開業する方が良いでしょう。

自分自身の現在の状態によって初期費用はかなり異なりますが、実際に私が担当したお客様で群馬県で開業し初期費用40万円で開業をした実例もございます。

★都内で開業する際にかかる費用★
・事務所や待機所の初期費用 約50万円
・毎月の固定費 約20万円
・車の購入費 約30万円
・車の駐車場代 約3万円
・備品代 約5万円
・広告費 約100万円

★地方で開業する際にかかる費用★
・事務所や待機所の初期費用 約20万円
・毎月の固定費 約6万円
・車の購入費 約30万円
・車の駐車場代 約5000円
・備品代 約5万円
・広告費 約30万円

デリヘルは性風俗特殊営業に該当するため、事務所を管轄する警察署に営業を開始する10日前までに無店舗型性風俗特殊営業の届出を申請する必要があります。

「無届営業」をした場合は違反となり6か月以下の懲役もしくは100万円以下の罰金になるおそれがあります。

デリヘルの手続きがわからないなどは必ず風営法専門の行政書士に相談してください。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律:参照e-gov

今回はデリヘル開業をする際の都内と地方の違いについて解説いたしました。

デリヘルは未経験で「個人開業」することも可能ですが、「フランチャイズ開業」する方が圧倒的に多いです。

デリヘルの経営に不安がある方は最初の一店舗目はフランチャイズで開業することも視野に入れても良いと思います。

弊所では、「個人開業」・「フランチャイズ開業」の風営法の手続きに関するサポートや物件探し、デリヘルのフランチャイズ本部のご紹介も可能ですので、デリヘルの開業についてお困りの方や興味がある方はお気軽にご相談ください!

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