
はじめに

アダルト配信を専門に全国で風営法届出をお手伝いしている、行政書士の佐藤七星です!
今回は「複数のサイトやアカウントで配信する場合、届出は何件必要なのか?」という、配信アカウント数を増やしたい方からのご相談が増えています。届出が何件必要になるのか、注意点とあわせて解説します。
なぜURL(アカウント)ごとに届出が必要なのか

映像送信型性風俗特殊営業の届出では、届出書に「営業を示す呼称」としてサイト名やアカウントのURLを記載します。どのサイト・どのアカウントで配信するのかが届出の内容になっています。
そのため、配信するアカウントが変われば届出の内容も変わり、あらためて届出が必要になります。
Fantiaのアカウントとmyfansのアカウントは別の営業として扱われ、それぞれ届出をしなければなりません。同じFantia内であっても、収益を得るアカウントが2つあれば、2つとも届出の対象です。
この点を知らずに2つ目・3つ目のアカウントで配信を始めてしまい、後から「これも届出が必要だったのか」と気づく方が少なくありません。
ケース別、届出は何件必要?

自分の場合は何件の届出が必要になるのか、よくあるパターンで整理します。
ケース1:1つのサイトで1アカウント
→ 届出1件。 最もシンプルなケースです。Fantiaで1アカウントだけ運用するなら、届出も1件で済みます。
ケース2:1つのサイトで複数アカウント
→ アカウントの数だけ必要。 たとえばFantiaでジャンルの違う2アカウントを運用しているなら、2件の届出が必要です。同じサイト内でも、収益を得るアカウントが別なら別の営業として扱われます。
ケース3:複数のサイトで配信
→ サイトの数だけ必要。 Fantiaとmyfansの両方で配信するなら2件、さらにOnlyfansも加えれば3件と、進出するサイトが増えるごとに届出も増えます。
ケース4:複数サイト×複数アカウント
→ URL(アカウント)の総数だけ必要。 たとえばFantiaで2アカウント、myfansで1アカウントなら、合計3件の届出が必要です。
いずれのケースも、判断の基準は「収益を得るアカウント(URL)がいくつあるか」です。サイト単位ではなくアカウント(URL)単位で数える点に注意してください。
事務所は1つで共通して使えます

ここまで読むと「アカウントの数だけ事務所も必要なの?」と不安になるかもしれませんが、届出の件数が増えても、事務所(営業の本拠)は1つで共通して使えます。
映像送信型性風俗特殊営業の届出では、営業の本拠となる事務所の所在地を記載します。この事務所は、複数の届出で同じ場所を使うことができます。アカウントごとに別々の事務所を借りたり、契約し直したりする必要はありません。
事務所として持ち家やご実家を使うのが難しい場合は、レンタルオフィスを利用して届出をすることも可能です。この場合も、1つのレンタルオフィスを複数の届出の事務所として共通で使えます。
URLやアカウント名が変わった場合は変更届

既に届出をしているアカウントのURLが変わった場合は、変更届を行う必要があります。
同じサイト内でアカウントのURLが変わったときはもちろん、別のサイトに配信先を移す場合も、変更届で対応が可能です。
また、届出書に記載をした名義人・住所・事務所・アカウント名等の変更があった場合も、同様に変更届出の手続きが必要です。
詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ

複数のサイト・アカウントでアダルト配信を行う場合、映像送信型性風俗特殊営業の届出は1回では済まず、アカウント(URL)ごとに届出が必要です。
一方で、事務所は複数の届出で共通して使うことができ、アカウントごとに用意する必要はありません。また、URLやアカウント名が変わった場合や別サイトへ移る場合は、変更届で対応が可能です。
弊所では、アダルト配信に必要な届出を、全国でお手伝いさせていただいております。複数サイト・複数アカウントの届出もまとめて対応可能です。届出の件数がわからない、何から手をつければいいか迷っている、という方もお気軽にご相談ください!
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